1951-11-27 第12回国会 参議院 水産委員会 第11号
これは從つて農林大臣が資金を斡旋するといつてもどこの銀行から斡旋するのかそこがさつぱりわからないし、どこから斡旋するとか、どの金を出すとかいつたことに触れていない。まあ一つどこかの銀行に出してくれという話をするくらいで、これは何ら重味がない。ただ不良品を作らないように検査をする、そしてそれに重い罪を課するということではどうも少し感じが出て來ないと思う。
これは從つて農林大臣が資金を斡旋するといつてもどこの銀行から斡旋するのかそこがさつぱりわからないし、どこから斡旋するとか、どの金を出すとかいつたことに触れていない。まあ一つどこかの銀行に出してくれという話をするくらいで、これは何ら重味がない。ただ不良品を作らないように検査をする、そしてそれに重い罪を課するということではどうも少し感じが出て來ないと思う。
從つて農林大臣が單独でこれきめることはなかなか容易でないと思うのでありますが、例えば水力電気の問題であるとか、或いは河川工事の問題であるとか、或いは干拓事業、埋立等についても非常に問題が起り、水産から見るというと保護しなければならん水面であるけれども、その他の事情からそういうものは抹殺せざるを得ないというような場合がしばしば出て來て、常にそういう場合に水産業者が犠牲になるような傾向があるのでありますが
從つて農林大臣の所管である。それで過去において福岡県の鉱害の調査を農林省がおやりになつた。それがそのままになつて何らの実を結ばずに放つたらかしてある。これは大正年間の問題であります。
從つて農林大臣としての、見識ある一つの識見を天下に示して、全國三千万の農民に、ついて来いという一つの方向をとつてもらいたい。そういう点から私は質問をしている。また今の資金計画の問題に関しましても、あるいは農業課税の方法にいたしましても、今農林省が他と同じような考え方に立つておりましたならば、結局は農林省にあてがい扶持しか來ません。
從つて農林大臣対生産者というものは、これは個人としてそれぞれの権利と義務とを持つておるのでありまして、ですから私は村々によつて不公平になるなんていうことは有り得ないことだろうと思います。これは個人々々の権利義務を明確にして割当を行なつて行くということになれば、或る村では重くて或る村では軽くなるというようなことはないわけだと思います。
從つて農林大臣が國会の意見を、所管に関することである限り強く主張しなければならぬ。それではお聽きしますが、物價廳あたりに聽きたいと思うのは、なぜ國会の意思を尊重しないか。どういう理由で反対するか。今農林大臣の言葉で言えば、反対したと言うが、どういう理由で反対するか。
從つて農林大臣を急速にきめるという先決問題がきまらなければならぬもので、それはかかつて社會黨あるいは民主黨の都合によるものだと思うのですが、これが早くきまるとなれば、速やかに臨時農業生産調整法もかける方がいいし、まだ臨時農業生産調整法案のわれわれの方の質問がまわらないうちに、ほかの題に切りかえるということは贊成いたしかねるのですが、まず農林大臣は大體いつきまる豫定だということを委員長の方から御報告願
從つて農林大臣としては特に閣議にこの供出問題を持出しまして、各大臣にかような供出を割当てて農民に敢行する限りは、農民から要求されておる諸般の案件については、速かに各閣僚ともこれを処理して行くというようなことは、当面においては最も必要であるというような提議も閣議においていたさんとしておる状況でありまして、この点一つ御了承願いたいと思います。